ネットワークエンジニアの休息

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【失敗から学ぶ②】自動化の弊害

こんにちは!カズです!

 

 前回の『【失敗から学ぶ①】会社の辞め方』の評判だったので、早くも第二弾を書くことにします。今回は、『自動化の弊害』をテーマに書いていこうと思います。

 

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 前回のテーマに興味を持っていただいた方はこちらから。

 

kazu-network.hatenadiary.jp

 

 

 僕が入社した当初は、まだネットワークエンジニアの世界では、自動化があまり進んでおらず、ExPingやWinmargeなどがあったものの、手動/目視が多かったと言わざるを得ない状況だった。そんな中、無駄が嫌いな僕はVBAなどを使用してネットワーク機器のログを比較するツールなどを同僚と開発を進めてきた。

 

 このツール開発の目的は、品質の向上と稼働削減であった。これは、ネットワーク機器の事前ログと事後ログをボタン1つで比較してくれて、想定通りの差分結果であれば『〇』の判定を、想定外の差分があれば『✖』の判定を返してくれるしようとした。

 これにより、今まで目視で確認していたことのほとんどが自動で比較し、結果を出力してくれるようになったため、稼働を半分以下に削減することが出来た。

 

 会社からも評価してもらい表彰状を受領することができ、皆ハッピーで終わるかと思った。 そうはいかなかった。というのは、自動化ツールが出来たことで、若手は考えることをやめ比較結果だけを見るようになった。そして、想定外の事象が出たら切り分けもせずにエスカレーションするという始末に。。

 それどころか、別の仕事(自動化されていない仕事)を依頼すると『ボタンはどこですか?』などと聞いてくる人もいた。。。(ボタン押すだけなら、依頼しないよ!自分で押すわ!)

 

 

  今、巷ではAIや自動化などが騒ぎ立てられて神のように祭られてきているが、果たして手放しで喜んでいられるのだろうか?AIや自動化だ進めば進んだ分だけ、人間の仕事はなくなっていく。そうなった後、AIでは出来ないことを人間はやっていかなければならない。

 

 この間、ニュースで「AI化が進めばなくなる職業」にタクシードライバーが上げられていた。確かに自動運転が進んでいけばナビに行き先を入力(音声入力)すれば、勝手に目的地に連れて行ってくれるようになるかもしれない。そうすれば、タクシードライバーはいらなくなり、コスト削減につながることでしょう。

 しかし、この状況を嘆いていても仕方がなくやらなきゃいけないことは、AIで出来ないことを付加価値としてつけていく必要があるのではないか?

 

 

 だいぶ前の話になってしまいますが、カンブリア宮殿で紹介された長野県の中央タクシーの話を知っているでしょうか?圧倒的なサービスレベルで他社を寄せ付けない。30分待っても乗りたいタクシーと賞賛されていた。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

 そのサービスに接客マニュアルは存在せず、高サービスレベルを維持できているのは、社員たちの人間関係にあると言っていた。つまり、いくらAI化、自動化しても人間にしか出来ないサービスというものがある。

 

 決して、AI化や自動化を否定しているわけではないです。当然、コスト削減や品質の均一化の観点で言っても素晴らしい開発であると思います。そのAI化や自動化で作られて余暇をどのように過ごすのか?そしてどのように活かしていくのか?を考えていく必要があると思います。